どこかにある何かを探して。

旅と留学の記録と時々日記。

アウシュビッツ収容所を中谷さんのガイドで見てきた~準備編~

こんにちは!

まだ書いてない旅行の話はたくさんあるけど、絶対忘れたくないところに行ってきたので忘れる前に書き残しておきたいと思います。

ポーランドにあるアウシュビッツ強制収容所に行ってきました。

長くなる気がするので、今回は準備編にしたいと思います。

 

まずなんで私がポーランドに、アウシュビッツに行ったかというと、ヨーロッパ(スウェーデン)に留学している身として見たほうがいいかな~と思って調べてるうちに、行かなきゃって謎の使命感を感じたからです。っていうのもあるけど、実際は旧市街や大聖堂を見て綺麗だな~っていう旅行に飽きてきたところだったので違うことをしようっていうほうが大きいかったかもしれないです。そんな理由がどうでもよくなるくらい印象に残りました。

 

アウシュビッツ強制収容所とは…?

アウシュビッツとは、第二次大戦中に、ドイツ・ナチスポーランド南部に作った強制収容所です。ポーランドオシフィエンチムという町にあり、ドイツ人が発音しにくかったためアウシュビッツとドイツ語で呼ばれています。元々はポーランドやドイツの政治犯を収容するための施設でしたが、ホロコーストユダヤ人大虐殺)の最大の施設となり、多くのユダヤ人がここにあったガス室で殺されたことでも知られています。

現在は博物館として管理されており、ヨーロッパの国を中心に世界中から年間200万人以上が訪れているそうです。(日本人は3万人程度だそうです。)

 

 

ガイドの予約をする

アウシュビッツ博物館の入場料はかかりません。個人で見る分には無料です。いくつか看板や解説があるものの、何も知らなければ当時多くの人が収容されていた収容所はただの建物だし、多くの人が殺されたガス室は壊されていて知らなければただの瓦礫です。だからこそ、ガイドの方と回ることをお勧めします!

で!私が候補に入れたガイドは3つ!

アウシュビッツ唯一の外国人ガイドである日本人の中谷さんのガイド

②日本語を話せるポーランド人ガイド(クラクフから往復送迎付き)

ポーランド人ガイドによる英語ガイド

 

③英語ガイドは1500円ほどと3つの中では1番安かったのですが、せっかくここまで来たので完璧に理解したいということでが候補から消えました。①中谷さんのガイドがかなり評判がよかったので、公式ホームページを見たものの日本語ガイドがその日はありませんでした。なので③の送迎付きのガイドにしようかと思ったら約1万円もするし、ガイドの当たり外れがあるという口コミをみてしまったので、中谷さんのガイドに何とか参加できないものかと個人的にメールをすることにしました。メールアドレスはネット上にあるので、探してみてください。

こんな感じのメールを送りました^^

 

初めまして。
大学生の(名前)と申します。

急で申し訳ないのですが、(滞在期間)のどこかの日程で、アウシュビッツ収容所の見学をしたいと考えております。
可能でしたら、中谷様のガイドに参加をしたいのですが、ご都合はいかがでしょうか。
突然のお願いで申し訳ございません。ご検討いただければ幸いです
よろしくお願い申し上げます。

 

 

クラクフアウシュビッツからバスで1時間半ほどのところにある大きな町)での滞在は3日間を予定していたので、その3日間で都合のいい日を聞きました。しかし、私以外に参加者がいない、団体のお客様のガイド、お休みということで、この3日間は断られてしまいました。日程変更できるのでお願いしますというメールを送って待つこと1日。いいお返事を頂けましたーー!!

 

 こんにちは。

それでは(日時)からお引き受けします。ご案内はアウシュヴィッツとビルケナウで約3時間、入館案内料はお一人230ヅオチです。よろしければ、開始10分前までにアウシュヴィッツ博物館入場棟前へお集まりください。
私の連絡先は下記のとおりですので、現地でなにかお困りのときはご遠慮なくお知らせください。こちらで急な変更があるときにご迷惑をできるだけおかけしたくないので、緊急時連絡先をお持ちでしたら、ご教示ください。尚、不慮の事態によりご案内できなくなった場合はその代償を負うことはできません。あらかじめご了承願います。
尚、A4用紙以上の大きさのかばんやバックの持ち込みはできません。アウシュヴィッツ博物館の荷物預かり所へ置いてください(有料)。
クラクフアウシュヴィッツ博物館の交通情報を添付します

 

いえーーい!こんなメールが来ました。詳しいことはよくわかりませんが、10人まではガイド料が同じで人数で割るそうです。友達が行ったときは60ズオチだったらしいです。運がいいんだか、悪いんだか、ガイドの参加者は私と社会人のお兄さんの二人でした。いつもよりガイド料は高めでしたが、その分ゆっくりお話ししながらガイドを聞けたのでまあいいとします!

 

 

予習をする

恥ずかしながら、世界史をちゃんと勉強したことなかったので、中学の知識で止まっていました。そのまま行くのはもったいないと思ったので少し勉強してからいくことにしました。クラクフが舞台の映画「シンドラーのリスト」、友達のオススメで見た「縞模様のパジャマの少年」を見て、ドキュメンタリー見たりしました。

・何でユダヤ人だったのか

ナチスは何だったのか

アウシュビッツとは

とか、もう基本的なことも調べたりしました。日本という島国でぬくぬくと育った私は文字で読んでも、ピンとこないところも多くあったけど、基礎知識だけは詰め込みました。

あとはポーランドに行く前にプラハにいったので、プラハユダヤ人地区にあるミュージアムシナゴーグ(教会みたいなもの)にもいきました。

 

世界史やらなきゃなぁ~と大学は行ってからずっと思いながらもやらずに、スウェーデンに来ましたが、旅行しているうちに学びたい欲が高まってきました。英語をやる気になるもの旅行しているときだし、日本をもっと知りたいと思うのも歴史を勉強したいと思うのも全部旅からですね。

 

とりあえずは行く前までの話!

ここから現場編①②、あとがきと続きます。

 

resa96.hatenablog.jp

 

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