どこかにある何かを探して。

旅と留学の記録と時々日記。

【カナダワーホリ】トロントでの仕事探し

少し前の話になってしまうけど、トロントでの仕事探しについて。

 

私が仕事探しを始めたのはトロントについて1か月くらいたったころ。語学学校には2か月通ったので、学校が終わるタイミングまでには見つかるといいなと思って仕事探しスタート。時期的には3月のこと。

 

結果からいうと、10日目には2つの仕事をゲットして仕事探しは終わった。

私のスペックとしては、英語力はB2レベル、日本で飲食バイトの経験が少しあるくらいで特別なスキルはなにもなし。私くらいの人は多いんじゃないかと思う。

 

まずはレジュメ作りから。

ネットに転がってるテンプレート使いながら作成して、語学学校の先生に添削してもらった。先生によって添削の精度はバラバラで、私の先生はめちゃくちゃ丁寧でアドバイスも沢山メールに書いてくれた。友達の先生はちらっとみていいんじゃない?って感じだったらしく、他の先生にも依頼したそう。

私が働いてたお店に沢山レジュメドロップで来てたのを見せてもらったけど、結構ひどいのも沢山あった。情報入れすぎて字が小さい、フォントや字の大きさが揃ってない、そもそも書き方が違う、スペルミス、時制がバラバラとか… 自分で気付かなくても他人が見ると一発でわかることってよくあるのよね。そんなんで印象悪いのもったいないから、絶対見てもらった方がいい。

 

そのレジュメをもって仕事探し開始。

トロントに長くいるつもりはなかったし、冬は求人が少ないから見つけるのは大変って聞いていたから働く場所はそこまでこだわっていなかった。理想は色んな人が働いているファストフード店。TimHortionsとかピザ屋とか。

 

やったことは、①ネットからの応募 ②レジュメドロップ

①ネットからの応募

Indeed

条件があうやつを片っ端からと思ったけどそんなに数がなかった。10件くらい送ったかな。返信なし。

 

・自社サイト

TimHortions、SubwayA&Wあたりは自社サイトにキャリアのページがあって、そこからの応募。TimHortionsのサイトでは動画も添付出来て、ドーナツとコーヒーが好きです!忙しい環境でチームと働くのが得意なので貢献できますってアピール動画も添付した。こっちも10件以上は送ったけど返信なし。

 

・E-maple

トロントの日本人はみんな知ってるであろうE-maple。倍率が高いと聞いていて避けてたけど、1件だけ送った。すぐ返信きて、ここで働くことになった。

 

・ケスモ

韓国人向けの掲示板。ユーチューバーがおすすめしてたから使ってみた。3件応募したけど返信なし。

 

 

②レジュメ配り

ワーホリの仕事探しといえばレジュメ配り。文字通り、レジュメもってお店に行って求人ありますか?働きたいですっていってレジュメ渡していく。

最初は勇気でなくて、えーどうしよう〜ってなってたけど、やってみると意外と大丈夫。向こうも慣れてる。

 

How are you?とか簡単な会話して、Are you hiring now? Is there a maneger now?とかそんな話をしてレジュメ渡す。

時期が時期だったというものあり、求人してないから3-4割のお店にしか受け取ってもらえなかった。今求人してない、夏になったらまた募集するねって感じ。求人してないのに受け取られるよりはいいんだけども。

直接マネージャーに渡すのが一番いいんだけど、いないときはスタッフにマネージャーに渡しておいてって言うしかない。スタッフが求人してるか分からないけど一応もらっておくねって受け取ってくれることも多い。

運良くマネージャーに渡せたときは、家が近いです!ファストフードでの経験あります!フルタイムで働けます!ってちょこっとアピールもしてみたけど、効果はなかったと思う。やれるだけやることが大事(だと思う)。

 

面接まで行ったのはタピオカ屋さんの1件だけ。レジュメ渡しに行ったらマネージャーと話せて、明日面接しよう〜ってなって、そのまま採用された。

 

ここまで50件以上にいって、受け取ってもらえたの20件くらい。厳しかった。

 

合わせて80件くらいは応募して、面接2件、採用2件。

 

e-mapleで見つけたジャパレスは日本人のマネージャーと面接だったから、面接は日本語で、条件のすり合わせがメインで志望動機とか細かいことは聞かれなかった。そのまま次の日1時間の無給トライアルをして採用。

 

レジュメドロップで面接したタピオカ屋さんは、中東系のおじさんオーナーと面接。志望動機、チームで働くとはどういうことですか?、お客さんからこういうことを言われたらどう対応しますか?とか結構がっつり聞かれた。30分くらいやってたと思う。面接の最後に、じゃあ来週トライアル来てって言われて終わり。その無給トライアル&トレーニングが15時間あって、そのあと雇ってもらえるかも分からなかったから、断って、結局ジャパレスで働くことにした。

 

もっと大変かもって思ってたおかげで、思ってたよりあっさり終わった。日本のアルバイトの感覚でいくと信じられないけど、この時期のトロントならこんなもんな気がする。

もちろん仕事探ししてる10日間はこのまま仕事見つけられなかったら帰国だな…って思ってたから、その緊張感というかプレッシャーはあったけど決まるときは一瞬で、こんなもんか…って思った。

 

仕事見つからないって言ってる人は結構多いけど、行動してる人は少ない印象。レジュメドロップなんてやらないで決められるほうがそりゃ楽だしいいと思うけど、ワーホリって時間はあるし、どれもいい経験になるなって覚悟決めて数撃つのもひとつの手だと私は思う。

 

私のトロントでの目標は、接客する仕事について生活費を稼ぐだったから、飲食店はローカル・ファストフード・ジャパレス問わず色々アプライした。

就きたい仕事が明確にあるなら、それに向けての準備(経験、カバーレターの作成等)もあるだろうけど、圧倒的に買い手市場だからこっちからアクション起こさない限り仕事が降ってることはほぼなさそう。

 

私の知り合いでは絶対カフェで働きたいからダメなら都市移動するって言ってた人、仕事探す労力と時間がもったいないから仕事探しをやめて英語の勉強をしていた人、旅行が一番の目的だから休みやすいところで働いている人、ローカルの環境を求めて仕事を探し続けている人、仕事探し諦めてウーバーの配達員している人、、、本当に色んな人がいた。

ワーホリって何もかも自由で、目標もそれぞれだから、何が正解ってないんだなって色んな人の仕事探しや仕事について聞いて思った。

 

もっとうまい方法はいくらでもあると思うけど、私が出来たのはこれくらい。

友達の紹介もよくあるらしいけど、私の周りで働いている人はほとんどいなかったからひたすら自分で探した。

 

あの10日間はそれなりに辛かったはずなのに終わってみると、もうほとんどその大変さは忘れていて、1年もたてば全部忘れちゃいそうだから記録として残しておきたい。